海外の女性はピルを使用する人が多い

日本はわずか2%、フランスは40%、ドイツ50%、韓国9%という数字は、何の数字だと思いますか。
これはピルの普及率です。
先進国である日本が、まるで発展途上国以下の数字です。
海外では多くの女性が使用しているピルがなぜ日本では普及しないのでしょうか。
その1つに、偏見があるようです。
ピルを使うということは、淫乱な女性なのではないかといった偏見が、まだまだ見受けられます。
また、ピルそのものに対する誤解や誤った先入観もあるようです。
未だにピルを怖い薬だ、副作用の多い薬だと思っている人も少なくありません。
しかしピルは、婦人科できちんと問診や血圧測定をしたうえで処方して貰って飲み始めたのであれば、安全なお薬です。
子宮体がんや卵巣がんや大腸がんの予防になることも判っています。
「ピルなんて飲んだら、今度妊娠したくなった時にはホルモンバランスが乱れて、もう赤ちゃんを産めない体になってしまうよ」などと、年配の女性や自分の親から言われたという人もいるでしょう。
このような誤った先入観も、まだまだ払拭されていないようです。
ピルは子宮内膜症を予防する目的で服用することもあります。
子宮内膜症は、不妊症の原因の多くを占めるうえに、生理のある女性の10人に1人が発症しています。
ピルを飲むことで、子宮内膜症の予防にもなり、ひいては不妊症の予防にもなります。
赤ちゃんが欲しくなったら服用を止めれば、ちゃんと排卵します。
ホルモンバランスが乱れて、赤ちゃんを産めなくなるなどと言う事はありません。
また、日本ではコンドームによる避妊が多いこともピルが普及しない一因でしょう。
海外では男性に頼まなければならないコンドームによる避妊よりも、女性が自ら避妊できるということで、ピルを使う人やピルとコンドームを併用する人が多いです。
日本ではまだまだ婦人科は敷居が高く、皮膚科や耳鼻科を受診する時のように気軽には受診しにくいという人も多いようです。
これも日本でピルが普及しない一因となっています。
しかし、最初に服用する時は、やはり婦人科医に選んでもらって処方して貰うことをおすすめします。

避妊はピルだけじゃだめ!性病予防のコンドーム

ピルの避妊率は非常に高いです。
しかし唯一のデメリットは、性病を予防することはできない、ということです。
性病の予防には、やはり、生で挿入することは避けてコンドームを使用することを強くお勧めします。
そして、不特定多数の人と性交渉を持たないことや、行きずりの人とは性交渉を持たないこと、なども性病の予防には非常に重要です。
また、オーラルセックス(口にペニスを入れる)や、アナルセックス(肛門に挿入する)なら大丈夫だと思っている人もいるようですが、これらの性行為でも性病に感染することがあります。
むしろ近年はオーラルセックスで口腔内への性病感染や、アナルセックスで肛門やその周辺に性病に感染するケースが増えています。
オーラルセックスやアナルセックスを行う時も、コンドームを使うようにしましょう。
しかし、コンドームだけでは避妊は充分ではありません。
日本の若い世代では男性の80%が、避妊法はコンドームだと答えています。
しかし、多くの人が正しくコンドームを使えていません。
正しくコンドームを使用した時の避妊失敗率は2%ですが、一般的な使い方では失敗率が18%となる、というデータもあります。
最初から最後まできちんと使用する、根元までしっかりと装着するということが大切です。
また、ジェルネイルなどをしている爪で触って破いてしまったり傷をつけてしまわないようにすることも大切です。
破けてしまっては、コンドームは役割を果たせません。
これらの失敗をカバーするためには、コンドームとピルの併用が推奨されます。
コンドームだけでは避妊率が不安だし、ピルだけでは性病が不安です。
両方のメリットを生かして、ピルとコンドームを併用することを強くお勧めします。
コンドームは一番安価な避妊用具であり、性病予防グッズです。
近くのドラッグストアやスーパーマーケットでも気軽に購入できますし、ネットでも購入できます。
日本古来のコンドームの良さと、海外ではポピュラーに使われているピルの良さを併用することで、避妊率もアップして性病の予防もできます。

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